代取はつぶやき続ける

社会政策(広義)>福祉政策>社会福祉政策(狭義)  視点をマクロとミクロの両面で常に入れ替える

スタッフがよくいう「しんどい」、「嬉しい」、「私がいないとあの方は無理」。

スタッフがぼやく「なんで介護の世界はいつも・・・」。

仕事の捉え方を変えてみよう。

福祉 広義:

人々の幸福のための援助、支援を行うこと

福祉 狭義:

「社会的に助けが必要な立場にある人々が自立した幸せな生活を送れるようにその援助、支援を行うこと」

僕らがまず目指すのは後者であろう。その場合、自立は何か?幸せは何か?その必要な助けは具体的に何か?を真に理解する。
それ以外のことや全体像に勝手に手を出していないか?「助けが必要なところ」に具体的かつ重点を置けず、その人の幸せを漠然と目指していないか?

勘違いしないように。その人の幸せ「全体」は本人で掴むのだ。しかも、それを助けられるなんてスーパーマンでも無理だ。恩着せがましいし、厚かましいにもほどがある。その幸せを掴むために「助け」が必要でその「部分」を自分の領域に補完することにまずは専念せよ。人生応援を否定しない。ただし、それは神業であり、かつ、福祉の各専門職や社会資源が連携して総合的に行うべき、と言うこと。

 

往々にしてスタッフの悩みを聞くたびに、利用者さまの幸せを丸ごと抱え支援しようとしているように見える。

 

もう一度。スーパーマンじゃない。個別援助の個別部分の伴走者だ。それをまるで丸ごと人生伴走者のごとく語り勝手に悩みしんどくなっているのは「勘違い」が理由の場合が多い、と感じる。

 

 

 

 

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