「青春って、すごく密なので。」
全国高校野球選手権大会で優勝した
仙台育英学園高校 須江航監督のインタビューのコメントです。
今年の流行語になりましたよね。須江監督の人格者ぶりはご本人の歴史からすごくわかります。
高校で野球で仙台育英に入るも、あまりのレベル格差に絶望しつつ、野球では役に立てないと判断し、そこで腐るのではなく、何か自分ができることはないか?と考え、生徒でマネージャー・コーチを志願して、その裏方仕事を全うしたとのこと。プライドなど考えると、そう簡単ではない決断と行動です。
「でもそういうことは全部『だめだ、だめだ。』と言われて、
活動していても、どこかでストップがかかって、
どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、
でも本当に諦めないでやってくれたこと。」
そうです、今はいろいろ制限が有言、無言の圧力のもとにかかります。
あと、歳をとって「いい歳して」「家族や周囲に迷惑かける」「もう若くないんだから」なんていう日本的風潮もあります。
しかし、今、日本が活発になり自信を取り戻すには、一番人口が多い高齢者層が元気で活動することだとおもってます。美味しいもの食べてお金を落として経済に貢献する。
そして元気で活動するとは、人と関わることです。「行動」と「参加」です。
「生きるって、とっても密なので・・・」
密になるな、でなく、密になっても感染対策のやり方を人類は学んでいます。All or Nothingではなく、やり方を考えつつ、人との関わりは大事にしていきましょう。
活動しない「弱い自分」に屈することについて、コロナという大義名分で自分に納得させてはいませんか?