自立できない大人の末路・・・別に知らんけど。。
身の回りを見渡すと、自立できない大人が結構いるもの。ポジティブとは言えない人で、何かにつけ他の誰かに依存して生きている人物。こうしたタイプは人生における経験値も低く、それだけ分からないということも多く、恐れの感情から積極的な生き方ができません。私の観察では、20−50歳に非常に多い一方、70歳以上の人にそういう人は少ないです。これは昭和の復興・戦後・経済成長・バブル→平成へ日本文化の変遷とも無関係ではないと思います。
たまたま、自分の長女がこの4月から大学入学で独立しました。毎日、初めての一人暮らしのとまどいや寂しさとこれまで特に母親に強く依存しハウス栽培で無農薬培養頂いた結果、毎日ビデオ通話で一緒にご飯を食べています苦笑。
長男は大学3年次を休学しました。Who am I? 無我夢中で一生懸命勉強して大学に行ったものの、自分は何者で何をしたいのか、本当の自分探しです。
いずれも親としては微妙です、が、学生の今それをやっておくことはすごく重要と思っています。良い意味で突き放しています。いつかは経験しないといけないことだから。
ところで、私が高校時代に父親からもらったメッセージがあります。机の上にずっと貼っていました。
一、精神的余裕、
一、時間的余裕、
一、経済的余裕
栄次
あまり何も言わない父親でしたので、特にこのメッセージは今思えば深いと思っています。自立していくために自ら生み出すべきもの=「目標」と捉えました。そしてそれは与えられるのではなく自ら獲得するものだ、と。
自立できない子供や自立できない親という言い方もありますが、大人の場合は金銭感覚が重要なポイントになります。自立している人物は金銭感覚に大変優れていて、本当に自らに必要なものしか購入せず、無駄遣いをすること自体がありません。自立できないまま過ぎていくと、流石に将来のことも不安になるので対処していかなくてはなりません。
真の意味の自立は何歳からでもできると思います。そして奇跡の縁で入職した職員には環境として弊社はそれを働きかけることは責務だと思ってます。ではどうしていくか、これを今後シリーズで考えていきます。