エクセレントケア専属クリエイターのМです。
先ずは青春を謳歌するのは何歳からでも全然構わないのです。
決して青春とは若い方だけのものではありません。
実は私は諸事情で22歳時迄あまり青春を送れませんでした。
特に10代の頃はあまり良い人生ではありませんでした。
自分の知能障害のせいで意図も簡単に人間関係に躓いてしまう、
すぐにトラブルが起こってしまう、
様々な事情で家庭環境が厳格だった為、
又自分は一人っ子だったので必要以上にスパルタは容赦無く、
交友関係を規制されてしまう、
好きな服装をさせて貰えない、
好きな場所へ出入りさせて貰えない、
全般的に行動制限を設けられて等でした。
でも今は私が犯罪以外常識の範囲で何の行動しようが、
何処へ行こうが誰も文句も言わせないし、
言うもんなら今の私はとことん闘ってやります。
話は飛びましたが20代前半の頃は特に諸事情で周囲との人間関係が構築出来ない、
経済的な安定も図れない、
障害者と言う理由でタダ働き同然で職業訓練を強制されてしまう、
散々雑巾みたいに使われて終いには「お前なんか死んだらいい」と人格否定迄受けてしまい、
今考えれば22歳迄酷い人生でした。
完全では無くても生活が安定して行ったのは23歳過ぎ。
完全とは言えない分私生活では爪に火を点す様な生活していても、
素敵な方々と沢山知り合う事が出来たり、いろんな素敵な世界に出会えたり、
時間は掛ったけど自分と似た様な境遇の友達が出来て行ったり、
一番はこんな自分でも理解をとても示して下さった福祉団体さんと知り合えて、
それだけでも薄幸な生い立ちだった自分にとってとても幸福な事でした。
31歳時難病に罹り病院で生死を彷徨って奇跡的に生還。
難病で身体が不自由になってしまった分、
吃驚する位いろんな方々が手助けして下さる様になり、
30歳過ぎてから漸く生活が安定しました。
そこから更に又素敵な方々、素敵な世界と沢山出会って行けたり、
丁度デジタルが大発展した様な時代と重なったと言う事もあり、
自分にとっては今が「遅い青春」です。
特に学生時代、周りの学校のみんなは青春を謳歌しているのに、
自分だけポツンと取り残されてしまった傾向が嘘みたいでした。
私Мが入居している福祉施設では、
「80歳、90歳過ぎた今が青春☆」
と仰ってらっしゃるお年寄りの方々がおられるそうです。
その方々の青春時代は日本がアメリカに支配されてしまった様な、
戦時中と重なってしまったり等波乱万丈な生い立ちだったそうです。
自分も含みますが、
形は違っても過酷な生い立ちを生き抜いて来た分、
「苦労した分幸せになる」のと同様、
送れなかった青春を取り戻して行きましょう。