社内ものすごく人を惹きつけ一目を置かれた存在のスタッフがいる。そのスタッフが入社後、いろんな意味でその職場は大きく変わり、連日満員で人で賑わっている。行くと確かにその拠点の熱量を強く感じる。
さて、先日、新卒職員@研修中の研修記録へのコメントを見た。熱いメッセージでぎっしり書いてあった。研修中職員は社会人なりたてで「恥ずかしさ」「これまでない経験」などから利用者様への接し方に日々苦戦している、と自述していた。当然である。当該スタッフのコメントに「自分の恥ずかしさという感覚」と「利用者様の喜びという結果」の後者を選択できるようになってきましたね、とあった。この言葉、あえてマーカーでハイライトさせていただいた。
これは接客というサービス業の「仕事」を非常に的確にかつ見事に抽象化して本質を捉えたコメントだと感じた。私はよくエンターテイメントとか男芸者、仕事に行くときにスイッチ入れる・ギアを上げる、なんて表現する。がかなり近い感覚であろう。そう、本人の性格とは別に、仕事中には利用者様に最高のスタッフを「演じる」のだ。役者・俳優である。それこそ名優である。
人たらしで人を惹きつける人=実績の高い人のパフォーマンスの高さの所以が理解できた瞬間であった。ご立派でいらっしゃいます。