日本ソフトボール女子が2連勝!これは日本にとって、私個人にとって無茶苦茶嬉しいニュースです。
学生時代、私は男子ソフトボーラーでした。小学校から始め、大学では体育会でやっていました(中学は野球部)。投手で全日本大学選手権に出場し(これは大学創部初でした)、群馬まで行ったのが自分の人生のピークです笑。今では大阪に戻ったのでOB会の会長もしています。
当時、スピード感満載でエキサイティングなソフトボールを学生時代に一生懸命やっててすごく寂しかったのがマイナースポーツだったこと。それを変えてくれたのはオリンピックであり、就中、上野投手の存在でしょう。39歳になった今でも、日本のエースであり続ける彼女のおかげです。
ソフトボールを通じて学んだことは多数あります。その中の一つ。1点も与えられない場面でノーアウト満塁、カウント2−3。この局面での「メンタル」。「もうだめ」と思うか、「これまでの練習を信じ抑えることに自信を持つか」「バックの仲間を信じ、なるようになると思うか」ですが、後者を身につけました。
その後の人生でものすごく活きています。ピンチが来れば、それを思い出します。そして、ギリギリまで追い込まれても、そこから踏ん張ります。絶対諦めません。むしろ、このピンチを乗り越えて「勝利」を手にできる、と集中力が増します。
結果は結果、でしょうが、どうせやるなら、このようなマインドで生きる方が健康的だと思っています。単なる勝ち気というだけではありません。実際に勝てる確率は高くなると思うし、何より、残念な結果になっても後悔がありません。
スポーツを通じ自分が学んだことが学校なんかより圧倒的に多いので、子供や後輩には人間形成のためにもスポーツの実践をアドバイスするようにしています。
これから毎日オリンピックのアスリートの強いメンタルから感動をもらえると思うとワクワクしますね。