麻痺の手で捏ねし器にぶどう盛る
「信楽焼の陶芸体験は、令和２年７月でした。たぬきの大きなマスクが、印象に残っています。懐かしい思い出になっています」
きっと当時作ったお皿にぶどうを盛ったのでしょうね。感動的です。
当時は私が随行したので、やりとりも鮮明に覚えています。「私の麻痺の手で陶芸など出来るのか？どうせならその時間は他の人たちと別のルートで武田城にでも行こうか？」
森山「麻痺なんて関係ありません。できます。むしろ、やることでオリジナル創作価値が高まります。自信も高まります。やりましょう！」
信楽焼の先生が作品を見て言ってくれました「独特な作品が出来ましたね！」。
２年経って今朝メッセージをもらい、感動した私はメッセージを返しました。
麻痺の手での陶芸が「独創性」と「感動」を高めますね。
まず、麻痺でもできることはなんぼでもあること、むしろ、それを当たり前でなく有難いと思えること、自分や同じく苦労をともなう人に優しくなれること。
もし手が不自由なかったら、作品に葡萄を持って、詩になるでしょうか？
感動を朝からいただき感謝です。
