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【森山の捉え方】「やすらかにねむってください あやまちは くりかえしませぬから」

ヒロシマでG7サミットが始まる。今回の注目は場所がヒロシマ、各国首脳が平和資料館に訪問することだ。実現するための外務省はじめ政府の実務交渉は大変なものだったようだ。政治家のポーズなど目的は知らない。ただ、平和の機運が高まるきっかけになることを心から願う。

さて、タイトルの言葉、これは原爆平和公園にある碑文である。

「やすらかにねむってください あやまちは くりかえしませぬから」

この文章、主語がない。それは、ものすごい論争があったらしい。

◆ 主語が日本なら、日本が太平洋戦争を起こし、それをやめさせる手段としてアメリカが原爆投下したということ。日本の戦争責任ということにつながる論理。

◆ 主語がアメリカなら、人類に初めて核兵器を使ったことは理由不問で過ちである、という論理。あるいは連合国。

現在は、公式見解は「特定の国の枠を超えた全ての人間が再び核戦争をしないことを誓う」という意味となっている。

 

さて、この論争も私には別に構わない。

それより、自分の人生に当てはめてみよう。いろんなことがあり、きっと、繰り返さないと誓う「過ち」はたくさんあるはずだ。そしてそれを糧にして前に進んでいるはずだ。
では、その誓いは皆様の碑文に刻んでいるだろうか?単純に頭の中に入れているだけではないだろうか?それではこの過ちの意味も時々薄くなり、誓いを徹底できなくなることもある。だって、人間だもの。

そこで一つ提案である。「皆さんの手帳なりに書き込んではいかがだろうか?」

実は私は社会人になりミスばっかりして「このままではいけない」と思ったときから、「過ち」を繰り返さないよう手帳に「誓い」を書き込んでいる。特に海外赴任が自分の能力以上の挑戦と分かっていたのでそのときにいろんな「誓い」をした(今見てもわかる)。300項目ぐらいある。そしてずっとその手帳の「誓い」ページを手帳更新時にも新しいものに貼り付け、今も毎日持ち歩いている。

人間の強さ、弱さ、いろいろあるけど、それをとやかく言っても仕方がない。それを出来るだけ是正する「仕組み」を持って、過ちを生かせる人生を生きたいものである。何歳からでも可能だ。そうすることで死ぬ前の後悔は最小化でき、「やれることはやった」という納得感を持って自分に少しでも誇りを持てるのではないか?

今回、思った。私の手帳は「碑文」だ。未来のため定期的に訪れる必要がある。

 

 

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